第53回 地盤工学研究発表会 特別セッション「廃炉地盤工学の活用と原子力発電所廃止措置への地盤工学的技術の貢献方法の検討」

 平成30年度の地盤工学研究発表会(サンポートホール高松)において、標記特別セッションを開催した。本セッションでは、廃炉地盤工学による技術の展開とスリーマイル島原発(TMI-2)におけるデブリ取出し事例の施工学的解釈についての講演や技術マップと活用方法の紹介、さらに廃止措置への地盤工学的技術の一事例として、デブリ取り出し時における超重泥水の遮水・遮蔽材としての活用方法について、模擬実験の結果をまじえつつ紹介された。
 また、質疑応答では、実験結果が示された超重泥水に関する長期安定性に関する質問や、地盤工学会としての廃炉地盤工学の進め方に関する意見等が交わされた。

■日時 :2018年8月25日(水)9:00~10:30
■場所 :サンポートホール高松 大ホール
■主催委員会:福島第一原子力発電所廃止措置に向けた地盤工学的新技術と人材育成に関する
 検討委員会(略称:廃炉地盤工学委員会)

■資料
  会誌報告:
  参考資料_特別セッション10(参加者のしおりより)
  資料01_議事次第
  資料02_廃炉地盤工学による技術の展開とスリーマイル島原発におけるデブリ取出し事例の施工学的解釈
  資料03_廃炉までのシナリオと技術マップの活用
  資料04_デブリ取出しにおける超重泥水の活用方法

資料