平成29年度の3回目となる廃炉地盤工学委員会では、各担当より本年度検討成果の概要について紹介が行われた。質疑応答では、IRID職員より、人材育成の効果や1F視察の評価などについて質問があり、本教育プログラムの効果として早稲田大学・千葉工業大学の卒業生の進路などが報告された。また、廃止措置の分野で一般的となっている不確実性(Uncertainty)を取り入れた考え方を廃炉地盤工学教育プログラムにも反映していくべきといった意見を頂いた。
次いで、本プロジェクトの啓発活動の一環として昨年12月に開催された廃炉地盤工学講演会の概要や「廃炉地盤工学と超重泥水の技術の適用例の紹介」と題したNDFでの講演会に関する報告が行われ、オブザーバとして参加頂いていたNDF職員からは同講演会における聴講者の反応などが紹介された。
その他、若手の会における活動内容や次年度委員会で予定している内容について説明が行われると共に、昨年秋に実施された中間評価に対するコメント、PO(プログラムオフィサー)中間フォローにおける指摘・助言事項などについても報告がなされた。