平成29年度 第3回 福島第一原子力発電所廃止措置に向けた地盤工学的新技術と 人材育成に関する検討委員会(略称:廃炉地盤工学委員会)

 平成29年度の3回目となる廃炉地盤工学委員会では、各担当より本年度検討成果の概要について紹介が行われた。質疑応答では、IRID職員より、人材育成の効果や1F視察の評価などについて質問があり、本教育プログラムの効果として早稲田大学・千葉工業大学の卒業生の進路などが報告された。また、廃止措置の分野で一般的となっている不確実性(Uncertainty)を取り入れた考え方を廃炉地盤工学教育プログラムにも反映していくべきといった意見を頂いた。
 次いで、本プロジェクトの啓発活動の一環として昨年12月に開催された廃炉地盤工学講演会の概要や「廃炉地盤工学と超重泥水の技術の適用例の紹介」と題したNDFでの講演会に関する報告が行われ、オブザーバとして参加頂いていたNDF職員からは同講演会における聴講者の反応などが紹介された。
 その他、若手の会における活動内容や次年度委員会で予定している内容について説明が行われると共に、昨年秋に実施された中間評価に対するコメント、PO(プログラムオフィサー)中間フォローにおける指摘・助言事項などについても報告がなされた。

■日時 :
2018年3月5日(月)15:00~17:00
■場所 :
地盤工学会(JGS会館) 地下大会議室
■議事次第 :
 
1.委員長挨拶
2.前回議事録確認
3.MEXTプロジェクト・地盤工学会担当分の検討概要の紹介
4.MEXTプロジェクト・早稲田大学担当分の検討概要の紹介
5.MEXTプロジェクト・早稲田大学担当分の検討概要の紹介
6.質疑応答
7.廃炉地盤工学講演会(講習会)の実施概要の紹介
8.若手の会設立に関する継続議論
9.次年度の検討内容案の説明
10. その他

議事録

資料