平成28年度2回目となる廃炉地盤工学委員会では、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)及び、技術研究組合国際廃炉研究開発機構(IRID)の職員を迎え、各機関の設立経緯や事業概要、1F廃炉事業における役割や研究開発状況についての話題提供がなされた。
NDFからは「戦略プラン2016※」の策定目的・方針や「中長期ロードマップ」との関係などについて、IRIDからは地盤工学に関連した研究開発項目として、原子炉格納容器漏えい箇所補修技術の開発のうちS/C脚部補強技術とPCV下部補修におけるベント管止水とS/C内充填止水に関する開発概要・課題について説明が行われ、活発な議論がなされた。
■日時 :2016年9月20日(火)15:00~17:30
■場所 :地盤工学会(JGS会館)地下一階会議室
■議事次第 :
1.副委員長挨拶
2.前回議事録確認
3.原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)からの話題提供
4.技術研究組合・国際廃炉研究開発機構(IRID)からの話題提供
5.その他
(1) 廃炉地盤工学講習会(2016年12月22日@JGS会館)
(2) 廃炉地盤工学のホームページについて
(3) 東京電力福島第一原子力発電所・現地視察について
(4) IRIDシンポ,JGS岡山特別S及び関連会議に関する報告 など